2013年3月30日 (土)

戸田公園駅

Photo 通称埼京線は、その名の通り東京と埼玉を結んでいますが、途中に位置している戸田市と旧与野市は、埼京線開業により鉄道空白地帯から通勤通学至便地帯へと変貌を遂げたといえるでしょうか。だいぶ前のこととはいえ、鉄道路線がなかったところに都心直通新線の開通は相当なインパクトがありました。戸田市内には埼京線の3駅が新駅として誕生しましたが、その中で「戸田公園駅」が市内では快速系統停車駅となり、実質的な市の中心的な駅になっている感じでしょうか。最初の画像は、その「戸田公園駅」のマルス入場券になります。今でこそマルスの入場券は当たり前の時代ですが、購入当時は硬券や自動券売機、あるいは印刷発行機発行が主流で、マルス発行は珍しかったのではないでしょうか・・・?この時には、すでに発行時刻も印刷されていたのですね。

Photo_2次の画像は、戸田公園から渋谷までのマルス発行の乗車券となります。例によって「埼京・赤羽線・山手」の経由表記がされる区間ですが、実体としては全区間が通称「埼京線」ということです。駅名に「公園」が入っていていますが、近くには住宅街や商業施設、そして工業施設などもあり、そのせいで乗降客も多く、名称イメージと実態が違っている印象を受けますね。

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2013年3月15日 (金)

釧路駅

Photo Photo_2 北海道釧路市は、道東最大の都市であり、陸海空の交通の拠点にもなっています。鉄道の拠点は、市内代表駅であるJR「釧路駅」であり、同駅を中心として東西北方面に路線が(実質的に)接続されています。最初の画像は、その「釧路駅」の硬券入場券で、普通のタイプと観光記念タイプのものになります。観光記念入場券に描かれているものは、釧路の名所の一つである「幣舞橋」です。釧路駅は一大ターミナルで構内も広いですが、いわゆる民衆駅である駅舎はどこか古めかしさを残した感じを受けますね。

Photo_4Photo_3次の画像は「帯広~釧路」の自由席特急券で、マルス券と総販券(方向は逆ですが)とになります。この区間の定期優等列車は、現在では札幌発着の「スーパーおおぞら」のみですが、かつては区間内運転されていた「ぬさまい」という列車がありました。JR時代にも一時期快速として運行されていたこともあります。今でも帯広~釧路間は、それなりの需要はありますが、札幌~釧路間の列車で包含できる程度なのでしょう。時間帯にもよるでしょうが、特急の自由席でも十分に座れるだけの余裕がありました。

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2013年2月27日 (水)

由比駅

Photo「由比」といえば、歴史的・地理的見地から、あるいは東海道五十三次にも登場していることから、そこそこ有名な名称かと思います。付近が断崖地形がゆえに、鉄道や道路が海岸沿いに並んでいるのは壮観ですが、高速道路には路肩につけ足した感じのPAがあるだけで、ちょっと止まって景色を楽しむ程度でしょうか。一方、鉄道であるJR東海道線には、古くからの宿場町そして旧由比町の玄関として「由比駅」があります。画像は、その「由比駅」の硬券入場券になります。

当該駅は、周辺の駅と比較すると乗降客はあまり多くありませんが、構内は待避線を有しており、小駅といった雰囲気はないですね。むしろ、広いが故に寂しさのほうが感じるかもしれません。現在でも退避駅としての機能は果たしていて、高速道路と同様に幹線上の一休みといった一面ものぞかせています。

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2013年2月13日 (水)

大網駅

近年での市町村(自治体)関連の話題といえば、もっぱら「合併」あるいは「編入」といったところで、伝統ある地名が消滅したり、合併に対する賛否が議論になったりと、そうした動きが日本各地で活発でありました。そんな中で、町や村から市へと昇格する「単独市制」もわずかながら存在し、一番最近では「大網白里市」がその例となっています。単独で市制を施行できるわけですから、人口が増加(要件はそれだけではありませんが)している町村ということですね。

Photo「大網白里市」は旧町名そのままに市への移行となりましたが、その玄関駅となるのがJR「大網駅」で、外房線と東金線との接続駅でもあります。「大網白里」という地名は、旧「大網町」と旧「白里町」からきていますが、駅としては旧「大網町」の玄関駅という位置づけであり、合併後も駅名はそのままになっています。画像のきっぷは、国鉄時代の「大網駅」の硬券入場券となります。

「大網駅」は、かつては外房線上のスイッチバック駅として立地していましたが、駅の移転によって外房線、東金線ともに千葉や東京方面へ転換なしに向かうことができるようになりました。「大網白里」というと、その地名からは九十九里をはじめとした海のイメージが連想されますが、駅を中心としたベッドタウンが発展し、人口も順調に増加していったことで、ついに市制を施行するにまでなっています。

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2013年2月 7日 (木)

高松駅

高松といえば香川県の県庁所在地であるとともに、四国を代表する都市でもあります。最近では「うどん県」「さぬきうどん駅」とまで称されるほど、香川や高松は「うどん」で全国的に有名になっています。その玄関となるのは「高松駅」で、四国各地への列車が発着するターミナルですが、かつては宇高連絡船が発着しており、本州から見ると四国の玄関口の役割も担っていたのです。

Photo最初の画像は「高松駅」の硬券入場券で、JRになってからのものです。「高松駅」は香川県以外にもJRには存在しているため、識別のための記号が付いていますが、カッコ()ではなく、マル○で「讃」という文字を囲っているのが特徴的ですね。これは国鉄時代からの名残で、他とは違う四国独自の表記方法でした。

MvまたJR四国は全国的な自動改札やICの導入から立ち遅れていた感がありましたが、高松駅にも自動改札やIC(ただし自社発行はなし)が入り始めました。さらに四国各地(といっても事例がまだ数駅ですが)に「指定席券売機」なども設置されてきましたが、ほとんどが感熱印刷発行であり、熱転写式のものは当駅と「高知駅」のみのようです。次の画像はその「指定席券売機」発行のマルス入場券となります。さすがに識別文字は全国統一のカッコ()で囲む様式になっていますね。

なお硬券ではありませんが、記念用として「さぬきうどん駅」の入場券が発売されましたが、こちらは「うどん」が強調されている代わりに、「高松」がまるで識別文字のような扱いになっているのが対照的です。

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2013年1月12日 (土)

寝台特急富士

2013年最初の記事は、例年通り縁起ものの話題を・・・といってもなかなかないものですが、昨年の駅名「富士」に関連して列車の「富士」を取り上げてみます。日本を代表する「富士山」にちなんでつけられた特別急行「富士」ですが、日本で最初の愛称付き列車であり、まさしく日本を代表する列車でもありました。それから時を経て東京~九州間の寝台特急列車として「富士」が命名され、長きにわたって東海道寝台特急列車として運転されてきました。

Photo一時期は日本最長(東京~西鹿児島間)をを走破する列車でしたが、寝台特急の衰退とともに区間も短縮され、末期は運転区間が東京~大分間となり、寝台特急「はやぶさ」と途中まで(から)併結していたという、かつての栄光からは想像できないくらいにまで寂しいものになっていました。画像のきっぷは、その末期の頃の「富士」の寝台特急券で、個室寝台「ソロ」に乗車した時のものです。東京~九州の寝台特急なのに、山陽地方(実際は岡山)からの乗車で、乗車時刻も夜中ですし、はるばる乗ってきたという感じではなかったですね。寝台特急の衰退を象徴するように特に解放B寝台はガラガラでしたが、夜中の岡山からの乗車は自分を含めて結構いた感じなので、九州よりも山陽地方の乗降客のほうが需要が多いのではと思ってしまいました。

現在では、東海道山陽系統の定期の寝台特急は「サンライズ」のみで、九州乗り入れや客車寝台は姿を消してしまいました。九州寝台特急のいくつかは、新幹線の列車愛称として復活していますが、「富士」はまたどこかで復活する日がやってくるのでしょうか・・・?

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2012年12月31日 (月)

GALA日帰りきっぷ

Gala_1 冬ということで、スキースノボのシーズン真っただ中になりました。スキー場に近い駅あるいはスキー場が名称となった駅はいくつかありますが、その最たるものが「ガーラ湯沢駅」といえるでしょう。スキー場も駅も新たに開設して、駅とスキー場を直結させた構成となっています。駅とゲレンデは基本的にはゴンドラで移動するため、直結はしていますがスキー場が駅前ということにはなりませんが・・・。JRグループ経営で駅直結とあらば、旅行関連商品もJR一色ということですが、各種企画乗車券類や旅行パックが販売されています。JR企画乗車券の代表格であったものが、「GALA日帰りきっぷ」なるもので、往復の新幹線指定席と場内リフト券およびその他特典の付いていました。最初の画像は、2シーズン前のですが、そのきっぷ本体と往復新幹線の指のみ券になります。平日と土休日とで値段が異なっており、年末年始の繁忙期は当然土休日料金ですが、なぜが1月3日は平日料金扱いで、Uターンラッシュと重なっているのに不思議な設定だったのです。もちろん復路の新幹線は、特に越後湯沢からは大混雑でしたね。

Gala_3次の画像は、当該きっぷに付帯しているリフト券や割引券、および特典になります。いずれも本券発行時に、同時に出力される引換券を現地で渡して換わりにもらうものです。お米は、当該きっぷを窓口ではなく指定席券売機(MV)で購入すると付いてくる特典で、3種類から選択(いずれも300円相当か?)のひとつでした。リフト券や割引券は、購入場所によらず同じものですが、引き換えた券面の右下に「MV」とあり、MV発券からの引き換えを意味しているのでしょうが、表記の必要性がよくわかりませんね(割引券には、さらに土休大も付いていて?)。

Gala_2最後の画像は、ある意味特定の人たちにとっては最大の魅力ともいえる「GALA日帰りきっぷ(幼児用)」になります。小児用ではなく幼児用というのが特徴で、新幹線往復指定席が1,000円で乗車できるというものでした。未就学児だと座席(指定席)を占有しなければ無料ですが、わずかの追加料金で家族ゆったり移動できることを提供しているところが売りでしょうか。こちらは、日帰りきっぷだけでなく、日帰り旅行商品とのセットも可能でした。幼児用は窓口のみでの購入に限られていましたが、えきネットで並びで席を確保し、MVで大人用購入(+指のみ発券)、窓口で幼児用購入(+指のみ発券)という流れがお得なパターンとなっていました。

そんな日帰りきっぷでしたが、昨シーズンに価格改定(というかMV特典がMV割引のようなものに変更)になり、今シーズンはなんと販売されないことになり、個人的には衝撃的な状況となっていました。そこらへんの話はまた今度ということで・・・。

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2012年12月16日 (日)

浜坂駅・八鹿駅

「浜坂駅」「八鹿駅」ともに、JR山陰線の駅でありますが、両駅は営業キロで60km以上離れており、乗り換えなしで行ける列車は現在では特急「はまかぜ」のみとなっています。一見するとあまり関連のない両駅ですが、「湯村温泉」というキーワードでは、ともに玄関駅として共通した機能を持っているのです。

Photo_2最初の画像は、その「浜坂駅」の硬券入場券です。「浜坂駅」は、新温泉町(旧浜坂町)の代表駅であり、町内(合併前は隣接していた旧温泉町)にある「湯村温泉」には町民バスが運行されています。文字通り町と温泉の玄関駅であるといえるでしょう。しかし、「浜坂駅」には、大阪や神戸方面からは直通の特急が数本あるのみで、関西からの旅客には不便な状況となります。

Photo次の画像は、「八鹿駅」の硬券入場券です。こちらは、養父市(旧八鹿町)の玄関駅でありますが、それだけでなく但馬地域のバス路線の拠点となっている側面もあります。そのひとつが「湯村温泉」へのバス路線で、当駅から1時間超で結ばれています。先の「浜坂駅」よりバス乗車時間はかなり長いですが、当駅は大阪、京都、神戸からの直通特急が数多く運転されていて利便性が高く、また前述した通り八鹿~浜坂は距離もだいぶ離れていて、関西方面からの温泉への所要時間も「八鹿駅」利用の方が短くなるのです。

そんな共通したところも持ち合わせた両駅ですが、「湯村温泉」へは大阪や鳥取方面からの直通バスも運行されており、鉄道+路線バスの需要自体はそれほどでもありません。特に「浜崎駅」の方は、旅客数の減少も大きいため、冬場の「かにカニエクスプレス」ツアーが頼りといったところもあるでしょうか。

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2012年12月 5日 (水)

ANA幼児搭乗券②

E 以前「ANA幼児搭乗券」というテーマの記事を扱いましたが、今回はそれの続報というか現在進行中の内容として取り上げてみます。ANAに関しては、「スキップサービス」の導入により、航空券のチケットレス化になっていきましたが、幼児用搭乗券に関しても「スキップサービス」の影響を受け、どちらかというとより面倒な状況になったような気がしています。最初の画像は、「eチケットお客様控え」と「幼児用搭乗案内書」になります。チケットレス化により、大人がスキップ搭乗の対象になったとしても、同伴幼児がいる場合には必ず窓口か自動チェックイン機にて手続きが必要で、そのチケットを持ったうえでセキュリティエリアを通過しなければなりません。

Photo次の画像は、そのセキュリティエリアで発行される「搭乗口案内」ですが、これもわざわざ幼児用のものが存在しています。前述の「搭乗案内書」は、搭乗人員の確認(QRコード)のために必要なのかも知れませんが、「搭乗口案内」に関しては、幼児が単独で行動できるわけもなく、まったくもって無駄なものではないかと思ってしまいますね。「搭乗口案内」そのものが無駄紙のようなものといえますので、幼児用のものがあることに非常に驚きを隠せません。

Photo_2最後は「幼児用搭乗券」で、これは従来からあったものの後継といえるものです。以前のそれは、搭乗者氏名や席番が表記されていませんでしたが、今のものはそれらがきちんと表示されていますね。また、JALのを倣ったのかわかりませんが、幼児用とわかるようなイラストを載せているのも特徴的といえるでしょう。ご丁寧に幼児用のものだけは年齢も示されており、旅客の記念としては「何歳に乗った時のものか?」がよくわかるといった意味合いがあるのかもしれませんが、年齢表記の目的がわかりません。改札通過時に、改札口モニタには全ての人の年齢や性別が表示されるはずですし・・・。まあ、いずれにしても幼児用のチケット類は不思議がたくさんです。

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2012年11月23日 (金)

エメラルドからつ

まだ唐津ネタで粘りますが、今回は航路に関する話となります。唐「津」というくらいなので、海上交通としての機能も古くからあったわけですが、佐賀県は九州の中でも海に面している部分が非常に少ないこともあり、唐津の港湾は重要な拠点であるといえます。その唐津の港からは、九州郵船のフェリーが壱岐との間の定期航路を就航させており、海上旅客輸送の一端を担っています。

313画像は九州郵船「唐津~印通寺」航路の乗船券で、唐津から壱岐へ向った時のものです。唐津側は、「唐津東」港がターミナルであり、唐津港としては定期旅客航路はありませんが「西」港も存在しています。また壱岐側の「印通寺」港は、唐津発着便のみが就航しており、壱岐全体からするとちょっと地味な存在でしょうか。壱岐からは他にも博多港との定期便もありますが、壱岐自体は長崎県でありながら、定期の海上交通は福岡県と佐賀県だけというのもおもしろいところですね。

この航路はかつて唐津(というか佐賀県)側は「呼子」港から発着していましたが、アクセスにやや難があることもあってか、唐津港を整備して2007年春より「唐津東」港発着に変更され、同時に新しい船舶「エメラルドからつ」が就航したのです。券面にも船舶名が記載されていますが、当時は新しい港と新しい船の両面を堪能しました。

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2012年11月17日 (土)

唐津線

まだまだ唐津ネタが続きますが、唐津駅に乗り入れているもう一つの路線は「唐津線」で、佐賀県内完結のローカル線になります。市町村合併の影響もあり、路線の半分は唐津市内を走っているので、実態に合った路線名称といえるでしょう。また、佐賀市~多久市~唐津市においては、通勤通学をはじめとして一定の需要があるため、「唐津線」は毎時一本程度は運行されています。

Photo画像のきっぷは、博多→虹ノ松原の普通乗車券で、マルス券面からもわかるように唐津線経由の乗車券です。博多から虹ノ松原方面であれば、ほとんどの人が地下鉄と筑肥線経由で移動するでしょうが、このときは未乗であった「唐津線」に乗ってみる目的でこの経路にしてみました。「唐津線」は、起点や終点付近は比較的平地ですが、それ以外は結構な山間を走っていて、山越えのイメージが強いでしょうか・・・。それでも、全線を通して入れ替わりもありますが旅客数はそこそこいて、地域間輸送の一端を担っている感じは受けました。

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2012年11月 7日 (水)

筑肥線

前回に引き続き唐津ネタです。「唐津駅」に乗り入れている路線のひとつが、JR筑肥線になりますが、筑前と肥前の旧国名から名付けられた名称です。かつては「唐津駅」には乗り入れておらず、その代わりに博多から伊万里まで一本の路線としてつながっていて、文字通り筑前から肥前までを横断していました。

しかし福岡地下鉄との相互乗り入れや、新線開通や旧線廃止にともない、路線形態が大きく変わることになったのです。唐津~山本間が二重戸籍区間として、筑肥線に属していた時もありましたが、現在は唐津と山本で完全に分断されている状況です。

Photoそんな中で姪浜~唐津間は、まだ「筑肥線」の名称が違和感なく感じられる区間ですね。また地下鉄を介しているとはいえ、博多駅や福岡空港に直通できるというのも、大きな強みのある路線といえるでしょう。画像のきっぷは、その筑肥線の車掌から購入した、博多から唐津までの車補による区間変更券になります。券面からは地下鉄~筑肥線というのがわかりにくいですが、記事欄に書いてあるのが何か意味しているのでしょうか?。まあ常識的には、博多~唐津間は地下鉄と筑肥線という経路が明白と思いますが・・・。なお発行元になっている「唐津車掌区」は、古くは「東唐津」と「西唐津」の二つの支区だったりしていましたが、現在では「唐津鉄道事業部」という組織に包含されています。

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2012年10月30日 (火)

唐津駅

Photo九州佐賀県第二の都市ともいえるのが「唐津市」で、玄界灘に面した歴史あるまちとなっています。佐賀県都である佐賀市と九州の中心都市である福岡市とは、いずれも同じような距離ではありますが、道路や鉄道事情は唐津~福岡(博多)の方が利便性が高いです。また、「唐の津」というくらいですので、海上交通の拠点としても役割を果たしている(いた)面もありますね。

画像のきっぷは、JR「唐津駅」の硬券入場券になります。文字通り唐津市の中心駅であり、博多、佐賀、そして伊万里方面への列車が発着しているターミナルでもあります。かつては市内を流れる松浦川で鉄道路線が分断されていて、博多方面の玄関は(旧)東唐津駅であった時代が長く続いていました。現在では、優等列車の発着こそありませんが、電車や気動車が各方面へ運行されていて、交通の要所としての機能は十分といえるでしょうか。

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2012年10月14日 (日)

消えた通過連絡運輸

複数の運送事業者にまたがった契約は「連絡運輸」、JR~私鉄~JRのように同一の事業者に他社を挟み、かつ前後区間の運賃を通算して算出する契約は特に「通過連絡運輸」と呼ばれています。通過連絡運輸に関しては、旅客への利便性だけでなく、運賃の低減にも寄与する場合があるため、有意義な制度であるといえるでしょう。しかし、近年はそうした契約は実態に見合わないものなどを中心に廃止や縮小の傾向になっています。一昨年のJR(通称横須賀線)武蔵小杉駅開業時に、JRと東急および小田急との(普通乗車券の)通過連絡運輸が廃止されましたが、今回はその関連のきっぷを取り上げてみます。

Jr最初の画像は、JR~東急~JRの通過連絡運輸の事例で、渋谷と武蔵小杉が接続駅となっています。当該連絡券は、マルスに運賃登録があり、「えきねっと」でも予約できるため、廃止間際は結構購入した人も多かったのではないでしょうか。マルス券の経由欄には、両接続駅と東急線の記載がきちんとされていますね。またマルスで近郊区間相互間の普通乗車券を発券しようとすると、通常は最安(最短)経路に自動補正されて経由印字されますが、通過連絡となるとJR部分が近郊区間完結であっても、要求通りの経路で発券されてしまうのも特徴的です。当該区間は、JR駅開業で運賃的にも安く行けるようになったので、通過連絡は役目を終えたといえます。

Jr_2次の画像は、JR~小田急~JRの通過連絡運輸の事例で、登戸と新宿が接続駅となっており、東急と同様「えきねっと」経由での購入です。画像の事例の場合は、東急田園都市線経由で行くのが一般的でしょうが、例えば登戸か新宿で途中下車して向かうなどの用件があれば、裏技的な手法として有益となりますね。なお小田急に関しては、廃止の引き金となった武蔵小杉駅開業とはほとんど関係ないと思われますので、とばっちりを受けて消えたといえるでしょう。

Jr_3最後は、小田急の事例と同じ発着ですが、東急の通過連絡のケースとなります。最初のと同じといえば同じですが、少しだけ趣向を(?)凝らしています。東急の通過連絡のうちなぜかマルスの運賃登録に「武蔵小杉→渋谷」関連がないため、マルスの経路選択(入力)では発行できず、最初の画像の逆区間は(85mm券では)購入できません。マルスの金額入力とかPOS端末とかでは(もちろん自動券売機エド券でも)購入可能ですが、85mmマルス券で「武蔵小杉→渋谷」連絡券を手に入れようと思い、往復乗車券という形で購入してみました。復路券の経路に関しては、運賃計算(発行要件)には使われないため、「武蔵小杉→渋谷」通過連絡の券片が発行できたのでしょう。

直通列車のない通過連絡運輸として珍しく、長きにわたり制度が続いていましたが、新駅開業の陰で幕を閉じて(定期券は存続)しまいました。

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2012年10月 8日 (月)

標茶駅

Photo 北海道の(東)釧路と網走とを結ぶJR釧網線ですが、本線を名乗っているわりと距離の長い路線になります。しかし現時点では有人駅(起終点を除く)は3つしかなく、その貴重な?3駅とは「摩周駅」「知床斜里駅」と「標茶駅」になります。最初の画像のきっぷは「標茶駅」の硬券入場券になりますが、実はJR北海道の160円の普通入場券はこれしか持っていなかったりします。

Photo_2次の画像は、同駅の観光記念入場券となりますが、「摩周駅」や「知床斜里駅」のように観光地が思い浮かぶほど「標茶駅」のイメージが強いわけではないので、画像の写真を見てもどことわかるような感じがしません。行ったことのある人はわかるのかもしれませんが、写真は「シラルトロ湖」であり、一応「標茶駅」と同じ標茶町内にはありますが、観光記念とするのは少し無理のある設定ですね。旅客数はそこそこ多く、かつては標津線との接続駅で、運転扱い上も重要な駅でしたが、今後も有人駅であり続けられるのか心配なところです。

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2012年9月23日 (日)

会津若松駅

福島県は、どちらかというと縦長の地形となっていますが、海側から「浜通り」「中通り」「会津」という三つの大きな地域に区分され、それぞれ地域の特徴が異なっています。その中で、「会津」地域の中心的都市が「会津若松市」であり、福島県においては観光や文化都市といったイメージが強いでしょうか。「会津若松市」の中心(というか玄関)駅になっているのが「会津若松駅」であり、磐越西線と只見線との接続駅にもなっています。

Photo最初の画像は、「会津若松駅」の硬券入場券となります。市名、駅名とも「会津」が冠されていますが、福岡県の「若松」と区別する目的で付いています。しかし、全国的には「会津」という名称で知名度が高く、「会津若松」とフルネームで呼ばれることはそれほどない感じがします。「会津若松駅」には、新幹線開業後も上野からの直通特急が運転されていたり、直通特急廃止後も臨時列車や快速列車の延長運転なども行われており、対東京圏からの観光需要取り込みに尽力しています。

Photo_2次の画像は、同駅で販売されていた「さよなら国鉄記念入場券」です。前述の硬券入場券の日付からわかるように、国鉄最終日に訪問した際に購入しました。なお記念入場券は券面に「仙台鉄道管理局」とあるように、駅名はそれぞれの駅になっていましたが、他の駅で発売されたものと図柄は同じだったので、管理局内で駅名以外は同一のものだったようです。5枚一組700円で、国鉄最後の増収策といったところでしょうか・・・。

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2012年9月 2日 (日)

裾野駅

Photo静岡県裾野市は、富士山などの裾野(すその)に位置しているところから、その名が由来していると考えられますが、地名としての「裾野」よりも駅名としての「裾野」のほうが先であり、駅名が地名になったという珍しいパターンになろうかと思います。それにしても、「裾野」という名前は何となく雄大なイメージありますね。画像のきっぷは、その「裾野駅」の硬券入場券で、日付が画像ではほとんど見えませんがJR時代のものになります。

「裾野駅」は、JR御殿場線の主要駅ではあるものの、対東京という観点ではインターチェンジのある東名高速道路と比べると、ローカル輸送主体の拠点といった感じでしょう。それでも今年の春までは、特急「あさぎり」が新宿まで直通していたので、かろうじて面目を保っていたのですが・・・。「あさぎり」が御殿場打ち切りととなった現在は、乗降客自体は結構多いものの、「裾野駅」は完全に通勤通学メインの駅になってしまいました。

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2012年8月25日 (土)

JR東西線・北新地駅

Photo 比較的新しく開業した「JR東西線」ですが、線名自体は単純なものの、JR路線で路線の正式名称に「JR」が冠されているという点では唯一のことになります。その「JR東西線」の中心となるのが「北新地駅」で、JR大阪駅とは徒歩で5分ほどの距離に位置しています。最初の画像は、「北新地」が着駅となった乗車券ですが、経由欄にもきちんと「JR東西」と記されているのがわかりますね。

Photo_2また、「北新地駅」は、大阪駅の代替や連絡駅としての役割もあり、運賃計算や乗車券の効力において、いくつかの特例が設けられています。そのひとつは大阪市内発着の乗車券(企画乗車券類含む)では、「大阪」と「北新地」の徒歩連絡が可能で、規則上は途中下車できない「大阪市内」での便宜的な下車が認められています。その際には、「特別下車印」を押印されることになっており、次の画像をみると「下車印」が押されているのがわかるでしょう。「特別下車印」は、「大阪」や「新神戸」の事例は比較的よく見られますが、「北新地」はあまり見かけないですね。

ちなみに、画像には同時使用の「サンライズ出雲」の特急券もありますが、「北新地」と「大阪」の徒歩連絡は「当日中に限る」ため、この列車を利用しての特例利用は結構大変だったりしますが・・・。

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2012年8月 6日 (月)

綾部駅

Photo 長大路線である「山陰線」においては、その途中においてさまざまな路線と接続していますが、起点の京都から初めての接続駅となるのが「綾部駅」となります。「綾部駅」は舞鶴線と接続していますが、舞鶴からは、京都方面だけでなく福知山方面へも旅客の流れがあり、当該駅は三方面の交通の要所としての役割を担ってきました。また、かつては京都からの長距離優等列車の最初の停車駅としての「格」もありましたね。画像のきっぷは、その「綾部駅」の硬券入場券となります。

「綾部駅」は、対関西圏で見てみると、京都へは山陰線で直通できますが、大阪や神戸方面へは乗り換えを強いられ、利便性からすると大阪方面へも直通できる近隣の「福知山駅」などよりも劣る感があります。また、山陰線や舞鶴線の電化によって、京都から舞鶴へ乗り換えなしで行ける機会が増えたこともあって、「綾部駅」の交通の要所としての存在感が薄れてきているといえるでしょうか。

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2012年7月15日 (日)

飛騨小坂駅

PhotoJR東海での駅の無人化は、地方全域で起こっており、高山線も例外ではありません。特急停車駅でも容赦ない感じで、特急が止まっても普通列車の本数およびその乗降客が少ないと、有人化を続けるのは困難ということなのでしょう。画像のきっぷは、「飛騨小坂駅」の硬券乗車券と特急券で、当該駅は昨年完全無人化(簡易委託解除)となってしまいました。「飛騨小坂駅」は、旧小坂町(現在は合併により下呂市)に唯一ある駅で、特急列車も一部停車しますが、券面表示からもわかるように簡易委託駅という扱いとなっていました。

乗車券には、○ムの表示が発駅の枠の右上にありますが、駅名の文字数の関係か「藪原駅」の事例とは位置が異なっているのが特徴的です。特急券にも○ムの表示が見られますが、こちらは発行箇所名の前に小さく表示されていて、○ムと(簡易)が横並びになっているのも面白いところでしょうか。また、特急券については、特定の特急料金適用区間でありながら「自由席特急券」の表記となっていて、本来はこれで正しいのですが、マルス等で見られる「特定特急券」とは表記が異なっています。

「飛騨小坂駅」は、山間にありながら結構長いホームがあり、駅舎とともに雰囲気のある駅でしたが、完全無人化で今後どのようになっていくのか気になるところです。

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